【SE】EC-CUBEを用いた開発に関しての健忘録2

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2010年11月から受注案件でEC-CUBEを用いた案件に携わってきました。
そこで出た問題点や必要改善点に関して、簡単にまとめていきます。
基本的には受注側、ソリューションする側の視点で書いています。

その1はコチラ


・価格表示の問題
eccubeには価格表示が二種類存在します。
販売価格と通常価格です。
二種類存在することは、セールなどに使う目的なので問題ないのですが、商品詳細に金額が表示される際、販売価格は税込で表示されるのに対し、通常価格は税別で表示されます。別に表記的に違法ではないのですが、ECサイトの運用としては気になる点です。改修が必要とされるクライアント様は多いと思います。


・送料の個別設定について

送料の個別設定ができません。
例えば、1000円の商品一つで500円の送料がかかる場合、複数注文してもEC-CUBE上は送料が500円と表示され、実際の決済でも500円しか課金できません。
また、この問題は異なる商品を注文する問題にも直結しています。商品別に設定ができないのです。これはEC-CUBEを用いてECサイトを作る際に陥る大きな問題点の一つです。


・バックアップについて
新しいヴァージョンのEC-CUBEには、デフォルトでDBのバックアップの機能はついているのですが、自動化はされません。サーバ側の設定が必要です。
工数計上としては見落としがちな点です。


・売上集計機能の集計条件について
テストで作成したログを削除する作業は、サービスイン前にはつきものです。
しかし、EC-CUBEの場合、期間別集計と年代別集計は集計データの論理削除でデータが削除出来ません。

具体的に言えば下記の辺りの話です。
eccube/data/class/pages/admin/total/LC_Page_Admin_Total.php
$objPage->arrResults = $objQuery->select($col, $from, $where, $arrval);

よって、受注ログとは別に集計テーブルのデータを削除する必要があります。


今日はここまで




【SE】EC-CUBEを用いた開発に関しての健忘録1

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2010年11月から受注案件でEC-CUBEを用いた案件に携わってきました。
そこで出た問題点や必要改善点に関して、簡単にまとめていきます。
基本的には受注側、ソリューションする側の視点で書いています。

・DBの選択
EC-CUBEに慣れた人材がいなければ、Mysqlを選ぶべきでは無いと思います。Postgresqlにすべきです。
前に書いたエントリーにも書きましたが、テーブルdtb_customerのbirthカラムがTimestamp型で設計されているため、ECサイトとして取得が必要な生年月日の保存に問題があります。
また、初期のindexなどが整備されていないため、Mysqlに聡い人でないと運用は難しいかもしれません。

大規模案件でMysqlのスペシャリストなどが入れば別ですが、立ち上げ時にそんな人材がアサインされているのは稀だと思います。

・課金方法の選定
これは案件規模によって要件は異なるでしょうが、クレジットカードやWEBMONEY、コンビニ決済などは代理店のモジュールなどを入れなければなりません。
事前に必要な課金方法については要件を詰める必要があります。
モジュールによって導入難易度が異なるので、見積にも工期にも大きく影響します。
また、一度サービスインしてから追加するのは一度サイトを停止しなければならず、非常に面倒だと思います。

・受注管理のメール配信について
自動メール通知のタイミングを案件によって重点的に確認すべきです。
注文確認メールなど、一部はEC-CUBEのシステムでデフォルトで出るようになっているのですが、出ないメール通知もあります。発送完了メール等は出ないです。
大きな範囲で言えば、クライアントがEC-CUBEのシステムによってワンストップでサービスを行おうとしているのか、そうでないのか事前に十分なヒアリングが必要です。

・会員規約他の入力制限
DB上の制約は別として、システム上のvalidateとして、入力制限が掛けられている箇所が幾つかあります。
具体的には会員規約の文字数が1000文字です。
今回の自分の案件では、クライアントが準備した会員規約文言が1000文字内に収まりませんでした。
事前に確認しないとサービスイン間近で余計な工数が発生します
また、サイトで表示する項目の微妙な違いも事前に詰めて置く必要があります。

今回はこのへんで