数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。

 

前回の本紹介のエントリは、10選と言いながら11冊進めているのですが、かなり、頑張って選別した10冊でした。

その選別後も「やっぱりこの本も紹介したいなー」という気持ちが抑えきれず、こうしてブログを書いています。

まあ、こうやって頑張って紹介しても読む読まないは主観なわけで、やりたいことやったもの勝ちということですね。

今回は2冊ですが、タイプの違う二冊を紹介します。



前回のエントリに書いた同期は、ITサービスを支える仲間の中での「前提条件と理解度の共有や強化」にあったわけですが、そういう意味では、この本は、本来トップクラスの主旨にあった本だと思います。

ビジネスでもプライベートでも、数字は身近にあり、切っても切れないものわけですが、正しい使い方をしていない人が多すぎます(個人的には、97%ぐらい使えていない印象)。しかし、その正しさを上手く伝える手法が無くて困っていました。

この「数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。」は、新入社員教育などに使っても良いレベルの本だと思います。

内容としては、数字に対する思い込みを真っ向から否定し、論理的に説明した本なのですが、表紙からもにじみ出ているように、とにかく読みやすいし、的を得ています。

去年から統計学がブームになり始めていて「統計学は最強の学問である」などという本がベストセラーになったりしています。しかし、自分も読みましたが、ある程度の数学的素養とロジカルシンキングが出来ない人には、勧められないものでした。

しかし、この本は、物語を通じて、数字を使った必要な指標や、目的を順序良く紹介しており、入門書として最適ながら、この本を読むだけでも、一般社員としては十分な分析の素養や、好奇心を掻き立てる名著だと思います。

特に、数学に弱い設定のデザイン会社(アパレル会社)の描写と、その人達に説明をする主人公智香の描写は、営業や経営、そしてログを扱う技術者にとっては、良くある姿だと思っていて、それがわかりやすくコミカルに書かれているのは俊逸だと思います。

本当に、数字が好きなのに、分析が上手く出来ない人たちに読んで欲しい本です。(薫平視点「数字を大事にしている人」の97%ぐらいが分析が出来ない人たちだと思っているからです)

続編も出ているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもお勧めです。



 

続いては、数字とは違う考え方の本の紹介です。



薫平は、基本的に「わかりやすさ」「読みやすさ」を重視して紹介する本を選んでいる傾向がありますが、この本は、決して読みやすい本ではないと思います。

それなのにも関わらず、この本を推薦するのは「抽象的な精神論は思考停止でしか無い」という自分の考え方に非常に近い内容を数字を込めて説明されている本だからです。

薫平自信は、仕事にモチベーションが必要だとは感じていなくて「お金をもらっている以上は、もらっているのと同等(以上)の働きは、義務である」と考えています。

従って「モチベーションが湧かない」なんていうのは完全に甘えだと思っています。しかし、自分のこの考えについて、具体的に説明する術を持っていませんでした。

この本は、その具体的に労働というフィルターを通しならがら、自己完成(道としての労働)とつながり(つながりとしての労働)という視点を交えながら、モチベーションが先とした労働の危険性や、まやかしの自己実現の危険性を書いています。

アドラー心理学の影響を受けているような本ですが、目の前の仕事にやる気がでない方は、本書にあるルーティン化の視点を、モチベーションが高い人は、モチベーションが高いゆえに問題となる視点を同時に勉強になる良著だと思います。

 

それでは、今日はこれまで。

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