2011年1月9日
映画「ソーシャル・ネットワーキング」の試写会に行ってきました。



自分はTwitterAPIを用いたシステム開発の経験があり、
Twitter,mixi,そして当然本作の題材となったSNS、FaceBookのユーザーです。
この映画に対する興味は非常に高かったです。


自分のこの映画に対する評論は一言で言ってしまえば「2時間を使った序章」もしくは「サッカーバーグの過去のプロモーションビデオ」です。
これは、良い意味と悪い意味両方の意味です。


映画のストーリーとしては、FaceBook創始者であるザッカーバーグがいかにしてFaceBookを立ち上げ、そして大きくして行ったかが描かれています。
その中で、アイディアの盗用、起業当初の資金提供者に対する裏切りなどが描かれていきます。
今、盗用、裏切りなどと書きましたが、当然、他方から見れば言い分は違います。その人間模様が映画の中心というわけです。


この内容はFaceBookのwikipediaなどを確認すれば分かる内容が多く、自分にはストーリーとしての新鮮味はありませんでした。
この映画を一番楽しめるのはFaceBookを「実際に使っているが、このサイトはどういう理由で作られたのか歴史的背景を知らない」人だと思います。
「FaceBookってなに?」っていう人は、概要だけでも知って行ったほうが良いです。映画の中で詳細が描かれることはなく、多分流れてくる情報の多さで理解を放棄してしまう可能性があります。



映画としてこの作品を観たとき。
非常にタイムラインの交錯した作品であると言えると思います。

例を上げれば
現在(FaceBook訴訟の証言録取?のシーン)

過去(FaceBook立ち上げのシーン)

現在(FaceBook訴訟の「別の」証言録取?のシーン)

など、いくつもの時間軸のシーンが入り巡ります。
これは監督の表現手法なのかもしれないですが、なんの説明もなくこの状態が頻繁に起これば理解するのに非常にエネルギーが必要です。
特別なアクションシーンもなく、ただ、情報が流れるだけの映画なので「理解しやすさ」という点で親切ではないのは、自分の好みではありませんでした。


内容を観たとき。
アイディアを盗用された(と描かれている)兄弟が非常に情けなく描かれています。
物語なのでどうしてもザッカーバーグを「贔屓して」描くのは仕方ないのですが、相対する相手が弱い。
これが、終了時の「えっ? これで終わり?」といった残念感に繋がっているのだと思います。
この物語はスタートアップとしてのFaceBookを描いています。なのでそういった印象を受けるのは当然だと思います。それを非難の材料とするのは、そもそもこの映画のコンセプトの理解が浅いのだと思います。
しかし、逆を言えば「この映画を観た後、FaceBookに登録したいと思う人がいるのか?」という点に関してはYESだと思います。日本にはインパクトは少ないかもしれませんが、現在5億を超えるユーザーを抱えるFaceBookが次のステップに進むためのスタートブックとして考えたとき、この作品は良い作品ではないかと思いえるのです。
最後の演出が憎いんですよね。


まとめると。
この映画はプロローグです。
そして、映画というよりはドキュメンタリーです。
しかし、FaceBookは映画の中より未来の姿を持って、今、実際にサービスを行っています。
その過去があって、今のfacebookがあると「演出された過去と現実の未来」とシンクロさせて映画を楽しめる人ならば、非常に楽しめると思います。
逆に言えば「なんか色々な賞にノミネートされている良い映画だから観に行こう」という人にはオススメできません。


筆者がこの映画を観た後。
この映画を観て、ちょっとFaceBookに本腰入れてみようと思う今日この頃。
自分も本名でFaceBookやっています。興味のある方はぜひ友達リクエストをお願いします。

できるポケット Facebookをスマートに使いこなす基本&活用ワザ150






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